「ギターの『ド』とキーボードの『ド』」 〜楽器の音域〜   
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 ■バンド初心者へのバンド練習のポイントや上達のコツの他、ギター初心者・ベース
   初心者・ドラム初心者から中級者へ、楽器の使い方や小ネタ、エフェクターの
   使い方や考え方など、プレーヤー兼スタジオ管理人として、ステージ音響の
   スタッフとして20数年見てきて気付いたトコや感じたことを織り交ぜなから、
   余計なアドバイスやもしもに使えそうなコツなどをお伝えしていくメルマガです。
   
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 ■ 『ド』は、どこだ??


   BANDで曲を演奏していると、(ロック系なら特にでしょうけど)

    音や和音を「コード」でやりとりをするので、「C」は「C」。。。「A」は「A」。。。

    という概念しかないですね。


   でも、メンバーの中に譜面を読めたり、楽譜で練習する楽器(ピアノやバイオリンなど)を

   やっていた経験がある人に「それって、どこの『ミ』?」とか、聞かれることがあります。

 ■例えば、ギターやベースなどの弦楽器をチューニングする時の基本になる音。


   【 A 】 とは、どんな音でしょうか? どんな?って変だなぁ・・・

   周波数的に言うと、ギターの5弦の開放弦(どこも押さえていない音)


   ここを、【 440hz 】(440ヘルツ) と決めています。


   ベースの場合は、その半分の半分110hzの【A】で合わせています。


   それがキーボードになると、だいたい鍵盤の真ん中あたりの「ド」から

   2音下がったとこの「ラ=A」 ピアノだと鍵穴の上の「ド」から2音下


  
 ■だから、、、何が良いたいかというと。


   普段、何気に「コード」で、AとかCとか言ってるけど、

   実際にギタリストやベーシストが

   どのフレットのAやCを使ってるか? 

   ってのにあんまり気にしてない。


    でしょ?


 ■例えば、ギターが「A」を弾いてるとする。


   それが、5フレットをセーハー(バレーコード)してて、Aを弾くとすると、


   【最低音(6弦の5フレット)が、440hzから始まる和音を使ってる】


   この場合、キーボードも真ん中辺りで「ラ・ド#・ミ」って弾くと

     「音が、(というか和音も) 同じ周波数帯でバッティングしてる。」


     って、ことになるわけですよ。


  確かに音色はギターとピアノとかオルガンとかストリングスで違いはある。


  でも、同じ音域で和音が鳴ってちゃ勿体無い場合が多い。

  そんな時、ギターがローコードにしてみたり、キーボードが1オクターヴ上げ(下げ)たり


  とかして「音域に幅を持たせる」と、アンサンブルに広がりが出ます。


 ■ギタリストが時々、スゲー高いフレットでコードを弾いたりしてるのを見たことあるでしょ?

   「F」を、1フレット・セーハーじゃなくて、

   8フレットでローコードのAの型で弾いてたりとか。。。


   よくあるのだと、

   Aコードを8フレットを基準にしたローコードのDの型で弾いたりとか。。。

   (カポを8フレに付けたとして「D」を考えれば分るよね。)


   これって、意外と使える、、、、

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  ■ちょっと難しい話になるけど・・・・、


    まず、9フレットで「F#m」を作る。


    人差し指が9フレットセーハー、でローコードのAmの型。 これで「F#m」


    次に、それを「F#m7」にする。

    小指を離せばできるよね。


    んで、1弦・2弦・3弦 だけを見てみると。。。。

   さっき書いた、8フレ基準のDと同じ型になってる。


    (そうなってない人は、書き手の説明不足、ってか説明ベタ・・・・・ゴメン。。)

 ■コレって、どいうことか分るかなぁ・・・・???

   そう!! 【A と F#m7 って同じ音を使ってる】 ってコト。

   正確には、同じ音を「含む」和音で構成されてる、んだけど。

   ★意外と、目からウロコでしょ?★

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 ■これを、【代理コード理論】といいます。


  あるメジャー・コードは、その雰囲気を残して、特定のマイナー・コードを

  【代理】として使うことが出来る。 ってワケですゎ


  コレは、マイナー・コードをメジャー・コードで代理するもの可能。

   (ま、当たり前っちゃ当たり前ですね。代理だもん、双方向に可能ってコト)


    ★★★「スゲーっ!!!」★★★ 


      って思いませんか!?


 ■簡単に「Key=C」の時の代理関係を書いておきますね。


    ★「C」 と 「Am7」  (時々「Em7」でも可)

               (正確には「C6」と「Am7」だけど・・・ざっくりこれで良いのさ!)

    ★「F」 と 「Dm7」


    ★「G」 と 「Em7」

 ■これには、とっても重要な意味があります。


    オリジナル曲を作るときなんかに、最初は単純に「C」と「F」と「G」だけで作る。


    んで、ちょっと雰囲気を変えたい時とか、コードの流れをあんまり変えたくない時

    単純に|C    |C    |G     |G     | とかになった場合


        |C    |Am7  |Em7   |G     |


    ってな感じで代理を使ってやるだけで、結構イケる進行になったりする。


    AmやEmの位置は入れ替わっても面白いよね。


  そうやって、だんだん曲を煮つめるときなんかに、この【代理コード理論】が役立つ。


  豆知識として覚えておきましょう。

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 ■じゃ、ついでに、もうひとつ。


  Rock系でよく使うのは、Key=A か Key=E ですね。


  その代理関係もまとめときしましょ。


   バンスコなんか見てて、

   「何でこのコードが出てくんの?」 

   って謎が解けるかもよ。。。。


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   ■Key=A

   
     「 A 」 と 「 F#m7 」  さっきやったよね


     「 D 」 と 「 Bm7 」


     「 E 」 と 「 C#m7 」

  ========================

   ■Key=E


    「 E 」 と 「 C#m7 」  上とおんなじ


    「 A 」 と 「 F#m7 」  コレもいっしょ
  

    「 B 」 と 「 G#m7 」

  ========================


   最初のメジャー・コードで、おおかたの流れを作っておいて

   あとで、代理をはめ込んでニュアンス・雰囲気を変えていく。


   これって、プロでもよく使う手法です。


  最近、ギター教室でオリジナルを作りたいって生徒さんにも、この方法で作曲して

  いきました。 最初は曲を作ること自体が難しいって言ってたけど、このやり方を

  教えたら、結構すんなりと作ってました。

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 ■さて、話を戻しますが。。。


   どの楽器でも、「ド」や「ラ」の音は一箇所じゃありません。

   オクターヴも含めて、という意味ですが、、、、


  ただ、ギターやベースなどの弦楽器の場合は、同じ周波数の音でも

  【フレットが違うだけで同じ音】 が存在します。


  チューニングするから、それは分ってるよね。


  「A」を合わせる時も、6弦5フレットと5弦の開放弦(0フレット)が同じになるように

  合わせるでしょ。


  でも、最近はチューナーが進歩してて、それだけでチューニングを終わっちゃう人を

  意外と多く見かけます。前にもチューニングのとこで書いたけど。。。


  確かに、それで「ほぼ」合ってるけど、実際に耳で聴いて、そしてフレットで合わせて

  って作業は大事です。

  なので、ギターやベースの場合は、今、自分が弾いてるルートが


 
   どの「C」なのか、どこの「A」なのか、をちゃんと分ってて、


   しかも、他のメンバーがどの音域のコードを使ってるか?


   ってのも意識してアンサンブルを作る。

  ある意味、「その効果」を狙ってる(コーラス効果とか)場合は別として


  ギターが2本あるなら、やっぱりそれぞれ違うポジションで弾いて欲しいわけです。


  1曲を通じて、全く同じポジションでコードを弾いてるBANDを見ると


  ちょっと寂しくなりますので。。。。。

 それは、ギター対ギターだけじゃなく、ギター対キーボード、エレキ対アコースティック

      キーボード対ホーンセクション なんかでも同じこと。
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 ■自分が今、どの【音域】でコードやフレーズを弾いてるのか?

  
   この意識があるのと無いのでは、将来的にオリジナル曲を作ったり、

   既成の曲を、アレンジしようとしたりする場合に大きく差がつきます。

  「ド」は「ド」だよっ!!

   とか

  「A」は「A」じゃん!! 

   とか、今日からは言ってちゃダメ。

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